風俗・ナンパ放浪記

元ヘビー童貞の日常

ワンナイトラブ③ 初めてのナンパ〜

モバゲーを駆使し童貞を卒業した俺はいつの間にか大学も卒業し、社会人になっていた。



社会人になり仕事で強制的に女性と絡むことが増えた俺は、少しずつ女子免疫が高まっていった。



社会人生活も2年目を迎えた冬の夜、オレは職場の人と飲みに行き、程よく酔っていた。

その日はいつも以上に上機嫌で酔い、ムラムラしていた。

場所は天王寺、人通りは多い、ムラムラしていることもあり歩いている女が全員美人に見える。

欲求不満時によく陥るお決まりのパターンだ。



ひとまず北口の階段に座りタバコを蒸していると、

中年のおっさんが果敢にも道ゆく女にナンパしていた。

「飲み行かへん?」みたいな感じの声かけだったがことごとく無視されていた。

見た目も冴えないおっさん、しまいには無理矢理肩を組もうとして怒鳴られていた。

もはや性犯罪者予備軍である。



オレはおっさんの勇姿に感心しつつ、

(こんなおっさんでもナンパするくらいならオレだってナンパしてもいいだろう)と謎のおっさん見下しモードに入り、ヤリたい一心でナンパをしてみることにした。



考えた声かけは「いきなりすいません!終電逃しちゃって…迷惑じゃなければ少し飲みませんか?」というベタなものだ。



(ゴニョゴニョと喋ると暗い印象になる)と前日に仕事で上司に注意されたので、ハキハキ喋ることを意識し、アプローチしてみた。



ガン無視覚悟だったが意外にも3.4人に「ごめんなさい!」や「彼氏いるんで無理です」と言ったまともな反応をもらえた。

5人目くらいに向かいから歩いてきた女に飲みに行かないか声をかけると「少しだけならいいですよ」と返事をもらえた。

オレはフリーズした。

まさかのナンパデビュー戦は10人以内にゲットという輝かしい結果を叩き出せたのだ。

プロ野球一軍初昇格、デビュー戦で猛打賞みたいなものである。

女の名前はユキ、ユキも飲み会帰りだった。



しかしその後の流れがよくわからないオレはとりあえず飲みに行けばいいと思い天王寺公園近くのラブホ街に程近い焼き鳥屋に行く事にした。



移動しながら飲みの帰りだという話を聞き歩いていたが、ユキは自分から腕を組んで来てかなり甘えたモードに入っていた。

酒を程よく飲んで甘えたい気分なのだろう。

オレも歩きながらユキ肩を抱き寄せムラムラしながら焼き鳥屋に向かった。



焼き鳥屋は閉まっていた。。。

終電間近ということもあり周辺の居酒屋も閉まっており酒を飲む場に困ってしまった。



・飲む場所がない

・自分から腕を組んで来る甘えたの女

・ムラムラの俺



場は整った。

ユキの甘え具合から行ってラブホに直行できると思った俺は「コンビニで酒買ってホテルで飲む?」とめちゃくちゃ女慣れした男のような誘い文句を使用した。



ユキ「いいよ。飲んだらすぐ寝るな」と返してきた。



何事も言ってみるものである。



適当に酒やつまみを買った後、金をケチり界隈で一番安そうなボロホテルに意気揚々とユキを連れ込んだ。

ホテルの入り口に入る際、実は美人局で怖いにいちゃんが出てこないか警戒したが無事にチェックインできた。



適当に飲み食いし、別々にシャワーを浴び、寝ようということになった。



布団に入り少しずつ距離を詰め、甘えるようにユキに抱きつき胸を触る、

ユキは「ダメダメ…この人危ないー!」といいながら抱きついて来る。



「嫌なん?」と言いながら次は耳に舌を這わしてみる。

ビクビクしながら大人しくなったユキ。

オレはそのままキスをするとお互い舌を絡めて室内にエロい音が響き渡った。



そのままユキの胸を舐めようとしたところ

「ちょっと待って…あたし結婚してんねん…」と土壇場でカミングアウトをしてきたのである。



既婚者→不倫→裁判→敗北→慰謝料→貧乏

という恐怖の方程式が頭に浮かぶのが普通である。



しかしガキだったおれは既婚者とそういうことをしたら訴えられるということ全く知らず、既婚者と交わるなんて昼ドラみたいだなぁと呑気に感じたくらいだった。



無知とは恐ろしいものである。



なんとなく旦那の話を聞いたところ「歯を磨かずに寝るから汚い」「モラハラ夫」などといった愚痴を言いだした。

旦那とのセックスもほとんどないらしい。



オレは話を聞き終わると「たまには発散しやんと美容に良くないで…」と適当なことを言いながらユキのマン筋ををゼブラ柄のパンツの上から指でなぞりつつキスをした。



少し熱をもったマンスジを探っているとユキからオレの股間に手を伸ばし、シゴキながら「アカンって…手でしてあげるからもうやめて…」と言ってきた。



オレは「んじゃオレも手でしてあげる」と言いサイドから指を滑り込ませると優しく手マンを始めた。



辞めてとか言いながらマ⚪︎コにローション丸々一本注入してました?

というくらいヌルヌルヌレヌレである。



そのままパンツを脱がし、太ももを愛撫しながら中をこねくり回すとよほどご無沙汰だったのかユキは体をよじらせながら喘ぎビクビクしだした。

全身の毛穴から汗が出て体が光っている。



ここまで感じてるとこちらも楽しくなってくる。



パンツを脱ぎ自分のモノをユキに握らせると

「やばい、反応良すぎて興奮してきた。旦那のとどっちが大きい?」と本命の女には絶対言えないような質問をユキにした。



ユキはモノをシゴキながら「こっちの方が大きい…」と力なく呟いた。



オレはそのまま正常位のポジショニングを取り

「入れていい?」と聞いた。

ユキが頷くとと同時にキスをしながらゴムを装着し、ゆっくりと挿入をする。

挿入した状態でユキに抱きつくとユキの汗でオレの体もびしょびしょになった。

総合格闘技の選手がわかったような気がした。



そのままキスをしピストン運動を開始するとユキは喘ぎながらどんどん汗をかき出した。

オレは感じるユキの姿に優越感を感じながら

「旦那以外のチンポどう?体は喜んでるみたいやけど気持ちいい?」と言ったり、

ベットサイドが鏡だったのでバックで挿入しながらユキに鏡を見せ、「ほら見て!旦那よりデカいチンポが根本まで入ってる!すげぇ締め付けて来てるで!あぁ…気持ちぃ…」などとエロ漫画で聞いたことあるようなセリフを浴びせかけ一人で興奮していた。

ユキは多分アホやろこいつと思っていたことだろう。



途中騎乗位の体制でユキに動いてもらおうと思ったが感じすぎて腰が砕けて動けないようだった。



仕方なく下から突き上げると揺れに合わせてユキの首から汗がポタポタ落ちて来る。

ドスケベ淫乱女である。



最後は下から高速ピストンをかまし、射精した。

オレが動きを止めるとユキは力なく覆い被さってきた。

「すごいご無沙汰やったん?汗すごいしシャワー浴びておいで」とユキにシャワーを促し風呂に行くとついでに自分のヌルヌルになった肉棒をユキに洗わせた。



賢者タイムの中(シクッたなー、反応が良すぎたから興奮してしゃぶってもらうの忘れてたわ。。。明日朝しゃぶってもらお)と思いながら体を拭き、ユキと一緒に抱き合いながら眠りについた。




朝起きてユキを抱き寄せるがユキは起きると同時に時計を見ると「ヤバい!寝坊や…早よ帰らんと…」とムードぶち壊しの発言をして来た。

オレはユキの胸を触りながら

「すぐ終わるからもう一回したい。ダメ?」と頼んでみた。

「ダメ、やっぱりあかんことやし時間ないし…」といきなり真人間に戻りやがった。



昨日汗だくになりながら抱きついて舌を絡めてきた女とは別人である…



そのまま帰り支度をし、駅まで歩きながらまた会いたい、連絡先教えて欲しい、などと聞いたが

「一晩だけの関係にしよ?お互いにメリットがないやん?」と大人な感じで宥められ、そのまま各々の電車に乗ってお別れをした。

非常に名残惜しかった。



帰りの電車は朝早くだったので人は少ない、

たまたま真向かいに座った水商売風の女は大股を開きパンツ丸見えで寝入っていた。



オレはそのパンツをひたすら見つめ、昨日のことなどを思い返していると、集中しすぎて最寄り駅を通り過ぎてしまった。

慌てて次の駅で降り、電車に乗り直し帰宅した。

家に帰るなり先程みたパンツと昨夜のユキとのセックスを回想しながら一発抜いたのを覚えている。



オレがナンパ出来るようになったのもユキが成功経験の機会を与えてくれたからである。



旦那とその後どうなったか、今何をしてるか知らないが幸せであって欲しい。