ワンナイトラブ⑤ 後編
深夜のラブホの一室に激しめのフェラの音が響く。
ツバサは俺の肉棒を根元まで咥えた。
俺の肉棒は約15センチ、その肉棒の先端はツバサの喉奥にグリグリと当たり何とも言えない快感が脳を支配する。
強弱のあるフェラの快感に溺れた俺の肉棒の先端からは嬉し涙のように我慢汁が出てきている。
ツバサはそれも舌で幾度となく舐め取ってくれた。
「すごいな笑」
ツバサがそう言いながら人差し指で肉棒の先端をさすり、指を離すと俺の我慢汁は40センチ程糸を引いた。
「ヤバっ!チーズフォンデュみたい笑」
ツバサは俺の我慢汁まみれの亀頭を丁寧に舐めた後甘えるように抱きついてきた。
時はきた
俺は枕元のゴムを取るとギンギンの肉棒に装着しようとした。
するとツバサは俺の手を押さえてこう言った。
「ゴムつけるん?」
「え?付けへんの?」
「あたしゴムつけると擦れて痛いねん」
「マジで?生とか子供出来たらあかんやん」
「けど生の方が気持ちいいやん、子供出来やすい?」
「知らん、生でしたことないわ」
「そうなんや、生は嫌?」
「うん、安全にやりたい笑」
そもそも自分から生ハメを要求してきたことに驚いたがそんなことだからキミはデキ婚するハメになるんだよ、と心の中で呟いた。
いざ、挿入♡パイパンなので入り口がよく分かる。
俺は亀頭をクリに擦り付けた後久々のオメコの感触を味わうようにゆっくりとツバサの中に肉棒を入れた。
ゆっくりと奥まで入り切ったところでツバサはぎゅっとアソコに力を入れ、俺の肉棒に圧を加えてきた。
なかなかの閉まり具合である。
俺はネットリとしたSEXが好きで肉棒が擦れる感覚をしっかり味わいながらゆっくり腰を動かしたい派だ。
しかしツバサは激しいのが好みらしく、
ゆっくりとSEXを堪能する俺に向かって
「もっと激しくして♪」
とスピードアップを求めてきたのだ。
元々早漏気味で高速ピストンなどフィニッシュの直前にしかしない俺は困った。
もっと楽しみたい。。。
そう思い6.7回高速ピストンをしてはスピードを緩め、緩急をつけることにした。
イキそうになるとキスをしたり頸や耳を舐めて誤魔化した。
正常位ばかりも味気ないと思った俺は騎乗位の体制に移り、下から突き上げさせてもらうことにした。
上に跨ったツバサは自ら俺の肉棒を迎え入れると覆いかぶさるように抱きつき、キスを求めてきた。
キスをしながら自ら腰を振るツバサ、かなりテンポが早い。
そこで俺は過ちに気づいたのだ。
(この体位、スピード調整ができねぇ…)
あまりのテンポにチンポがモタナイ…
完全なマウントポジションだ。
朝倉未来がマウントを取ると息つく間もなく拳を振り下ろしてくるだろう。
しかし俺の相手はツバサ、ツバサはマウントを取ると息つく間もなく腰を振り下ろしてくる。
「ちょっと…やばいやばい!早すぎてイキそうやわ!」
「えー⁈まだ大丈夫やろ?笑」
「大丈夫じゃない!あっ♡出る…」
俺は騎乗位に切り替えてから1.2分で果てた。
ツバサは呆れた顔をしていた。
その後一緒に風呂に入り、酒を飲んで寝た。
明け方、何か股間に違和感を感じ見てみるとツバサが俺の肉棒を指3本で摘み、上下にゆっくりしごいていた。
気付いた時には肉棒は肥大し臨戦体制だ。
「ちょい!笑 何してるん⁈」
「……」
「ツーちゃん?どうしたん?」
「……」
なんとツバサに意識は無かった。
寝ながら手コキをしていたのだ。
最初は冗談かと思ったがガチな寝ている。
一瞬怯んだが脳は快感に溺れ、射精を望んでいた。
俺は寝ぼけて手コキをするツバサのご奉仕精神に感謝しながら自らも腰を振り、ものの数分で2発目の射精を済ませた。
疲れていた俺は出した子種を拭くこともせず、満足感に浸りながら眠りについた。
翌朝先に起きた俺はツバサを起こした。
ツバサは俺の子種が付いたままであろう右手でスマホを持つと同時に無言で洗面所に行き手を洗っていた。
恐らくカピカピになっていたのだろう。
昨夜の手コキについて聞いたが無意識のうちに触っていたと本人は言っていた。
素晴らしい夢遊病である。
俺はツバサとLINEを交換し、夜明けのなんば駅でお別れをした。
彼女のLINEのアイコンは娘が書いたであろうツバサの似顔絵だった。
子持ちにしてはスタイルが良かったツバサ、その後特に連絡することもなく自然と絡みはなくなった。
彼女は未だに無意識のうちに添い寝した男の肉棒をしごいているのかもしれない。
そう思うと何故か無性に興奮し、たまにあの時の手コキを思い出しながらセンズリをこくことがある。
完
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